自宅でできる!子どもの髪を上手にヘアカットするコツ
すぐに伸びてしまう子どもの髪の毛。今は安くカットできるサロンもたくさんあるけど、自宅でカットできればもっといいですね!ヘアカットにはちょっとコツが必要ですが、慣れればそんなに難しいことはありません。
用意したい道具
ハサミとくし
いうまでもありませんが、ハサミが必要です。普通のハサミでも良いのですが、切れが悪かったりすると髪の毛が引っかかりやすいので、できればカット専用がいいです。
うちの子もそうですが、子どもってちょっと引っかかっただけで大騒ぎして、カットどころではなくなってしまいます。子どもの機嫌をなるべく損なわないように、おだてながら上手に座らせたいですね。
そして、スキばさみがあると、自然なカットができて便利です。
ハサミを使うポイント
カット用のハサミには、小指をかけるところが付いているものがあります。2つの大きな穴には親指と薬指を入れ、小指かけにそこに小指をかけると安定して持つことができます。
プロはカットする時、親指だけを動かしますが、できなければ普通にカットしても問題ありません。
そして、カットする時は髪の毛に対して直角にハサミを入れるようにします。自分が座ったりして、目線を合わせると切りやすいですよ。
スキばさみの使い方
スキばさみを使えば、パッツンにならずにナチュラルに仕上げられます。スキばさみをもったら、縦にハサミを入れますが、その時全部閉じ切ってしまわずに、3分の1くらい残してカットします。
その時、ハサミのくし目になっている方を上にすると、仕上がりがきれいだそうです。
毛先を切る時は、髪の毛をつまみ上げて、同じところにハサミを数回入れます。全部切りきれるまで切る位置を変えません。イイ感じに不揃いになってナチュラルな仕上がりにできます。
・ツイストカット
子どもの髪をカットする時、使いたいテクニックです。髪の量を調節できます。3cmくらい髪をつまみ上げたら数回ねじって、根元から等分に3回ハサミを入れていきます。
ヘアクリップ(ダッカール)
これがあるのとないのでは、全然違います。女の子の髪は多いので、クリップで髪の毛をパート分けしてから切ります。
ケープ
自宅で切る時も、ケープがあると洋服に付かなくて便利です。下には新聞紙など敷いておきましょう。そのままカットした髪の毛もまとめて捨てれば後始末が楽です。
おうちで使う散髪ケープ 〈 散髪 散髪用ケープ ヘアーカット ヘアカット ケープ マント 大人 子供 エプロン 〉FMビデオやタブレット
とにかく子どもがおとなしく座っていてくれない事には始まりません。こういう時こそ、ビデオや動画を活用しましょう。
でも、手に持たせるとつい下を向きがちなのできれいにカットきれいにできません。テーブルに置くなどして顔を上げて観るようにしましょう。
カットの手順
1.髪の毛をパート分けして、トップと左右それぞれのサイドをクリップで留めておきます。
2.霧吹きなどで湿らせて、バックの残った部分を縦に3つに分け、真ん中をくしでとき下ろしてカットします。ハサミが斜めにならないように、まっすぐ入れるのがポイントです。
*毛先に動きを出して軽くしたい時には、その後に毛先に縦にハサミを入れて不揃いにします。
3.残ったバックの左右の2パートを長さが揃うようにカットします。くしでとき下ろしてきてまっすぐです。
4.次にサイドの髪をカットします。くしでとき下ろしてハサミを地面に平行に入れるところはバックと一緒です。前上がりボブ、前下がりボブなどのアレンジもできます。
*正面から見て、左右の長さが揃うようにチェックしながらカットします。
5.前髪は頭頂部から三角形にとってカットします。髪を顔の中心に集めてカットすると、真ん中が短くて左右が長めのアーチ型の前髪にできます。
*前髪を重たくしたくない時は、前髪を上下に2等分して、下のパートを少しずつ取ってスキばさみを使い、先ほどご紹介したツイストカットで髪の量を調節し、もう一度取って同じ位置で何度かハサミを入れ直してカットします。
必ず、真ん中からサイドに向かって切っていくのがバランスよくカットするコツです。分けておいた上のパートも同様に切っていきます。
子どものヘアカットは手早く
子どものヘアカットのポイントは、なんといってもスピードが大切。子どもは飽きっぽいので10分じっとさせるだけでも大変です💦
ビデオなどに集中させる、髪の毛が引っかかったりして痛い思いをさせない、など、なるべく長い時間落ち着いて座っていられるように工夫が必要でしょう。