小惑星「リュウグウ」に水を発見?小惑星が地球をかすめていた?空の上の話題に興味しんしん
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「リュウグウ」に水の成分を発見
「はやぶさ2」が探査している小惑星「リュウグウ」に水が発見されたというニュースが話題になりました。「リュウグウ」の岩石に含水鉱物が発見されたというものです。「含水鉱物」というのは、岩石に水分が含まれているという状態で、液体や凍った状態ではないそうです。
「はやぶさ2」は先月、岩石の採取に成功した可能性が高いとされていて、2020年、地球に持ち帰って分析・研究されます。
また、これまでの調査で「リュウグウ」の岩石には、炭素成分の有機物も発見されていて、生命体の誕生の研究に大きく役立つのだそうです。難しいことはさておき、地球外で水や有機物なんて、聞くだけでドキドキしますね。
来月には、大きな金属を打ち込んで表面にクレーター上の穴をあけ、内部の観測も行う予定だそうです。…すごいですね!
小惑星が地球をかすめて通過していた
20日の発表で、16日、直径約8メートルの小惑星が地球をかすめるように通過したことが明らかにされました。距離は22万キロ先、と言われてもピンときませんが、月までの距離の約半分だそうです。
このような小惑星が隕石になることもあるそうです。
隕石が落下するとどうなるのでしょう。2013年、ロシアのチェリャビンスクでは、衝撃波で大きな被害が出ました。その威力は広島型原爆の30倍だったというから、恐ろしいですね。
1908年のロシア、ツングースカには、さらに威力の大きな隕石が落ちていて、東京都ほどの面積の森林がなぎ倒されたそうです。
(朝日新聞デジタルより)
このクラスの威力の隕石は約10年に一度、地球に飛来しているそうです…。そして、直径約1キロの隕石は70万年に一度飛来すると考えられていて、衝突によって巻き上げられたゴミに地球が覆われて、太陽の光が遮られてしまうそうです。…ちょっと想像がつきません。
そして、ユカタン半島に痕跡が残されている、恐竜を大量絶滅させた巨大隕石は、1億年に一度くらいの頻度だそうです。このくらいになると、人類が遭遇する可能性はあまりなさそうです。
隕石が落下する場所も、被害の大きさに関係します。地上の人間が生活する場所に落下したとしたら、それこそ被害は甚大でしょう。海上ならまだいいのでしょうか。実際、昨年12月、ベーリング海上空で170キロトンの威力の隕石落下があったそうです。当初、気付かれず、日本の気象衛星「ひまわり8号」の画像に、落下した際の煙が映っていたことから発見されたそうです。
巨大な隕石が海上に落下した場合、津波による被害も心配されていますが、研究者は高エネルギーの隕石が、海底に衝突し、大量のチリを巻き上げたことで起こる気象変動の危険性の高さを指摘しています。
このように、空のずっと上ではいろいろなことが起こっていて、日々観測・研究されています。宇宙の神秘にワクワクすると同時に、恐ろしい気持ちになる事もあります。これからも、宇宙のニュースに興味シンシンです!