はじ恋クライマックス！ついに雅志が…

TBSドラマ『初めて恋をした日に読む話』がクライマックスを迎え盛り上がりを見せています。
この時間の今期ドラマの中で、唯一視聴率2ケタをはじき出せていないといいますが、深キョンの可愛さもさることながら、横浜流星、永山絢斗、中村倫也の演技にネット上は大騒ぎです。

１話からのあらすじを簡単に…

アラサー塾講師の晴見順子（深田恭子）は、幼いころから目指していた東大受験に失敗し、恋も結婚もうまくいかず、仕事もぱっとせずつまらない日々を過ごしていました。
そこに、現れたのは先日街で見かけた、髪をピンクに染めた高校生、由利匡平（横浜流星）でした。一緒に来た文科省官僚の父親が、匡平のことを「みっともない」、「ゴミ」とまで言うのを聞いた順子は、自身の母親から言われた言葉がかさなり、つい、大声で啖呵を切ってしまいます。

翌日、クビを覚悟し、職場で荷物を整理していると、匡平がやってきました。「俺を東大に入れてくんない？」という匡平に一度は断った順子ですが、匡平が本気であることに気づき、退職を思いとどまります。
匡平のピンク色の髪に触れ、「無敵ピンク…いい色」とつぶやく順子に匡平が恋に落ちたのは、見てわかるほどで、キュンキュンポイントでもあります。

そして、塾の出張授業として匡平のいる南高に行った順子は、匡平の担任が、高校時代の元ヤン同級生の山下一馬（中村倫也）であることを知ります。そして、それは順子の人生で、唯一告白してくれた人物だったのです。
離婚寸前だった山下クンは、順子のことがふたたび好きになっていきます。
そしてもう一人、順子に片思いして20年という、従弟の八雲雅志（永山絢斗）は東大出のエリート商社マンですが、全く順子に思いを気づいてもらえず、それどころか男として意識してもらえないと嘆きつつ、ひたむきに順子を思い続けます。そしてこの雅志がどこまでもいい人で、ライバルだと意識しつつも、匡平に親身に勉強を教えるなど、魅力はいっぱいです。
ドラマ内でも順子以外にはモテモテだと自負していますが、ネット上でも「こんないいひと、私が彼女になりたい！」など好評価です。

順子が超鈍感なことで３人が、空回りしたりしながらドラマは進んでいきます。ゆりゆり（匡平）の寂しげな表情や、初々しいカワイさに、キュンキュンしまくりです。
そして、山下クンの大人っぽくて、ちょっと元ヤンぽい雰囲気はいうまでもなく女子の心わしづかみだと思います！
実際、先週第８回の放送では、山下クンと順子のバイクでデートのシーンがあり、「チューしていい？」と聞く山下クンにネット上は悶絶の嵐。視聴率も0.９ポイントアップの8.7％だそうです。
絶対山下クン、ひと役かってます！
そしてこの回の後半、匡平の父親が大学設置認可をめぐる不正事件に関与の疑いがかけられ、ショックを受ける匡平。山下と順子のデートを目撃したことで落ち込んでいた匡平は「もう無理です。うちに来ないでください。迷惑です。」そして、受験をやめると言い出します。
そして実は山下の元妻は、汚職事件のカギを握る吉川大臣だったのです。山下は元妻とヨリを戻し、吉川大臣の後を継ぐことを条件に、吉川大臣に罪を認めてもらい、それによって匡平の父親は最悪の事態を免れました。
「好きになりたいと言ってくれたのは嬉しかった。けど、それであきらめがついた。わかるから、その気持ち。
後悔しないように全力尽くした結果だ。これで一生忘れられない男になるなら悪くないかな。
幸せになってほしい。初めて好きになった人だから。順子ちゃんは…」と順子に言う山下。
もう、かっこよすぎませんか。この回は、「山下クン」がトレンド入りを果たした神回でした。

『はじ恋』のひきつけられることろ

このドラマ、ライバル同士の個性の違う３人がとても魅力的で、視聴者もそれぞれ推しがいても、つい他の二人を応援する気持ちになってしまうのです。
そして、音楽も優れていると思います。オープニングのポップで明るいチューンも印象的ですが、いいタイミングで流れてくるbuck　numberの『Happy　Birthday』。ドラマのシーンと一緒に、もう頭から離れないです。

さて、明日３月１２日はいよいよ第９話。物語も佳境です。ユリユリの東大受験の結果は…？そして、予告ではついに雅志が…？
もう、『はじ恋』が頭から離れません！！